2023年12月新制作『ドン・キホーテ』の見どころを紹介!

みなさまいつもNBAバレエ団を応援してくださり心より感謝申し上げます。

新たな冒険が始まります。

これまでもNBAバレエ団は様々なバージョンの「ドン・キホーテ」を上演してまいりましたが、この度新たに一部の演出や衣装・舞台効果を制作し、新たな魅力とともにお届けします。バレエファンの方も初めてバレエをご覧になる方も楽しんでいただけると確信しています!

 

〜三つの見どころ〜

◎新たな演出と振り付け:従来のバレエ版「ドン・キホーテ」は宿屋の娘キトリと床屋の息子バジルの結婚を巡る騒動が主軸でありドン・キホーテは脇役でしたが、今回はよりキホーテ卿が作り出した空想の人物であるドルシネアとの関係をクローズアップした演出になっています。ガマーシュとの決闘の最中、白昼夢に陥った彼は、まだ冒険物語を読み耽る前のアロンソ・キハーノという名前の青年時代の身体に戻りドルシネアと感動の出会いを果たします。

そのNBAバレエ団独自の演出・振り付けを、私のプロデュースのもと、団所属の才能豊かな振付家である、安西健塁、岩田雅女の両名と共に制作にあたりました。

二人は来年4月に上演予定の「Grace&Speed 2024」でも作品を提供する予定になっており、今後日本を代表する世界に通用する振付家として飛躍することを期待しています。

 

◎新たな音楽: 近年のバレエシーンにおいて新国立劇場バレエ団での指揮をはじめ、作曲などでも益々活躍している冨田実里さんに一部の作曲・編曲をお願いしました。

新たな楽曲については冨田さんから詳しくご説明いただきましたので、次号のブログにおいて、みなさまにご紹介したいと思います。

バレエは音楽が全てですので、新たな演出においても最重要項目でしたが、とても素晴らしいです。個人的に一番好きな曲はドルシネアとアロンソのパドドゥですね。

 

◎新デザインの衣装と映像:衣装デザインに西原梨恵さんをお迎えし、より統一感を持たせております。

西原さんは第37回伊藤熹朔賞奨励賞受賞や第42回伊藤熹朔賞新人賞受賞をされ、手がけた主な作品には映画「鋼の錬金術師」をはじめ「ヘンリー八世」「メアリー・スチュワート」など多数あります。とても気さくな方で私も西原さんのデザインには一瞬で魅了されました。

「キトリの花といえば赤だが、今回は違う色にしようと思い、花屋さんで好きになった花があった。そこから全体のイメージを膨らませていった。全体的にはバルセロナの熱い太陽を表現しようと思う。」と仰っており、舞台で実際に見るのが楽しみです。

また、NBAバレエ団の「くるみ割り人形」などで舞台効果として使用しているプロジェクションマッピングも今回積極的に取り入れます。主に酒場から夢の場への移行をシームレスかつ幻想的に実現することに挑戦しています。

 

古典作品には最大限の敬意を払いつつ継承し、と同時に21世紀のバレエ団として新しいものへ挑戦また、イノベーションを生み出すことは使命と考えます。

 

各回ともS席は残りわずかになっております。良いお席は早めのお求めを。

新しい「ドン・キホーテ」で夢と感動に満ちたひとときを共有していただけたら幸いです。