NBAバレエ団

1993年に発足した埼玉で唯一のバレエ団。コロラドバレエ団プリンシパルとして活躍した久保綋一が芸術監督を務める。年間を通じて首都圏で公演を主催し、2014年「ドラキュラ」日本初演、2018年「海賊」(新垣隆による一部作曲・編曲)、2019年久保綋一版「白鳥の湖」、2021年ヨハン・コボー振付「シンデレラ」世界初演など斬新な企画で高い評価を受けている。また、毎年1月には “世界に羽ばたく若きバレリーナの育成”を目指し「NBA全国バレエコンクール」を開催。ローザンヌ国際バレエコンクールなどで優秀な成績をおさめるバレリーナを数多く輩出している。映画「翔んで埼玉」に男性ダンサーが出演するなど幅広い活動で注目を集める。

理念

NBAバレエ団はバレエを通じ、世の中に芸術水準の高い心躍る豊かな時間を届けることをミッションとしています。そのためにバレエ芸術における新しい価値の創造に挑戦し、高い芸術的な水準のバレエ公演を行い、芸術的な価値と感動を観客に提供し続けること、そしてバレエダンサーと優秀なスタッフを育成し、またバレエの教育・普及活動に行い、地域と国内のバレエ文化芸術の発展に貢献することを目指しています。

創立時の想い

「見に来てくださるお客様への愛」「作品への愛」そして「ダンサーへの愛」を創立理念として、バレエ芸術作品の創造活動を通じてバレエ芸術の普及につとめると共に、明日を担う舞踊手、振付家の育成と援助を行い、かつてバレエ団での常識であったチケットノルマを廃止し、わが国の文化芸術の向上発展に寄与し、広く人々を幸せにすることを目的として、1993年に久保栄治が発起人となりNBAバレエ団は発足しました。
発足以来、古典の有名作品のほとんどをレパートリーに持ちながら、これからの未来に目を向け、世界で活躍する振付家を招聘して、現代作品の上演にも力を注ぎ、チケットノルマの撤廃も実現しております。