ロミオとジュリエット

Romeo & Juliet
NBAバレエ団公演 ロミオとジュリエット

キャスト変更のお知らせ


3月5日13時、3月6日に出演予定だった矢内千夏は、体調不良によりやむなく出演を断念することとなりました。

出演を楽しみにして頂いていた皆さまには深くお詫び申し上げます。

主催者としても大変残念ではございますが、本人の一日も早い回復をお祈りいたします。


なお、この変更に伴うチケットの払い戻しはございません。

何卒ご理解を賜り、ご了承くださいますようお願い申し上げます。


矢内千夏の復帰時期は未定となりますが、今後も温かいご声援とご支援を賜りますようお願い申し上げます。


3月5日13時、3月6日のジュリエットの代役として、新国立劇場バレエ団プリンシパルの小野絢子さんにご出演いただきます。急遽のオファーにもかかわらず、出演のご快諾をいただきまして、小野絢子さんと関係者各位には心より感謝申し上げます。


 



[新国立劇場バレエ団 プリンシパル]

小野絢子


東京都出身。小林紀子、パトリック·アルモン、牧阿佐美に師事。小林紀子バレエアカデミー、新国立劇場バレエ研修所(第3期修了生)を経て、2007年新国立劇場バレエ団にソリストとして入団。入団直後に、ビントレー『アラジン』の主役に抜擢され成功を収めた。その後、『眠れる森の美女』『白鳥の湖』『くるみ割り人形』『ラ·バヤデール』『ジゼル』、アシュトン『シンデレラ』、ビントレー『カルミナ·ブラーナ』『パゴダの王子』『シルヴィア』、プティ『こうもり』『コッペリア』、フォーキン『火の鳥』、ウィールドン『不思議の国のアリス』ほか数多くの作品で主役を踊っている。 11年プリンシパルに昇格。主な受賞歴に04年アデリン·ジェニー国際バレエコンクール金賞、11年芸術選奨文部科学大臣新人賞および舞踊批評家協会新人賞、14年服部智恵子賞、16年橘秋子賞優秀賞、19年芸術選奨文部科学大臣賞などがある。


 


時代を経てなお、色あせることのない "究極の恋物語"



 

日 時

2022年3月5日(土曜日)
2022年3月6日(日曜日)

時 間

3月5日(土) 13:00開演(12:15開場)/ 18:00開演(17:15開場)
3月6日(日) 14:00開演(13:15開場)

チケット料金

S席:13,200円 A席:11,000円 B席:8,800円(税込)
※3歳未満の入場はご遠慮ください。
※チケットご購入後はいかなる理由があっても、キャンセル・変更はお受けすることができませんのでご了承ください。

チケットご購入

●NBAバレエ団 04-2937-4931(月~金9:00~17:00) https://www.nbaballet.org/

●チケットぴあ 0570-02-9999 https://t.pia.jp/ (Pコード:509-341)

●イープラス https://eplus.jp/

協 賛

三菱地所㈱、サントリービバレッジソリューション株式会社、チャコット株式会社、所沢パークホテル、株式会社エンジェルアール

主 催

一般財団法人NBAバレエ団

後 援

豊島区、公益財団法人としま未来文化財団

指 揮

冨田実里

演 奏

東京21世紀管弦楽団

文化庁文化芸術振興費補助金

(舞台芸術創造活動活性化事業)

独立行政法人日本芸術文化振興会


 


キャスト








































  3月5日(土) 昼/3月6日(日) 3月5日(土) 夜
ジュリエット


[新国立劇場バレエ団プリンシパル]


小野絢子



竹内碧


ロミオ

刑部星矢



宮内浩之


ティボルト 三船元維 宝満直也
マキューシオ 大森康正 高橋真之
ベンヴォーリオ 新井悠汰 孝多佑月
パリス 本岡直也 伊藤龍平

※出演者の怪我・病気、その他の都合により変更になる場合があります。 変更にともなうチケットの払い戻し、公演日・券種の振替は致しかねます。


 


 


あらすじ


時は14世紀、イタリアの都市ヴェローナでは2つの名家、皇帝派のモンタギュー家と教皇派のキャピュレット家の間で抗争が絶えず、お互いを仇と思い合い、事ある毎にいがみ合っていた。


モンタギュー家のロミオは、友人であるマキューシオとベンヴォーリオに誘われキャピュレット家の舞踏会に忍び込み、キャピュレットの娘ジュリエットに出会う。2人は互いが敵同士であるにも関わらず一瞬にして恋に落ちてしまう。


舞踏会の帰り際、キャピュレット家の果樹園に忍び込んだロミオは、偶然中庭に出ていたジュリエットを見つける。ひとり語りする彼女の愛の告白を耳にしたロミオは、たまらず彼女の前に姿を現し、思いの丈を打ち明け、2人は愛を誓い合う。ジュリエットは次の日に使いの者をやることをロミオに約束し、ロミオは後ろ髪を引かれながらも、闇に紛れて去っていく。


次の日ロミオは、溢れるばかりの愛の言葉と、今夜教会で落ち合い結婚式をあげようというジュリエットからの手紙を受け取る。二人はロレンス修道士の助けにより秘密裡に2人だけで結婚式を済ませ、永遠の愛を誓い合う。


 


ロミオはその帰り道、キャピュレット家のティボルトと出くわす。マキューシオがティボルトの相手となり剣を抜くが、ティボルトに刺され死んでしまう。親友を失ったロミオは逆上し、ティボルトを刺してしまう。真昼の街中で起きた惨劇は、瞬く間に人々に知れ渡り、殺人を犯したロミオはヴェローナから永久追放される。ヴェローナからの永久追放は、2人にとって永遠の別れを意味していた。


ジュリエットは、最後の望みを懸けてロレンスに助けを求める。ナイフを手に取るジュリエットの姿を見たロレンスは、42時間仮死状態になる薬を渡し、二人を駆け落ちさせようとする。ジュリエットは、死の危険をも覚悟し薬を飲み干す。


翌日、キャピュレット家では悲しみの葬儀が行われた。行き違いでそれが仮死状態だと知らされなかったロミオは、悲しみに暮れ、ジュリエットの傍で自らの命を絶とうと、毒薬を手に彼女のもとへ急ぐ。


 変わり果てた姿のジュリエットと再会したロミオは、彼女の後を追って毒を飲む。ロミオが息絶えて間もなく、ジュリエットが目を覚ます。すでに息のないロミオを見て、事の成り行きを悟ったジュリエットは、ロミオが持っていた短剣で自害し、彼のもとへと旅立つ。


 若い恋人たちの死によって、積年の両家の不和は終わりを迎える。 キャピュレットとモンタギューは、両家の争いが彼らを死に追いやったことを悔やみ、ロミオとジュリエットの悲劇を無にしないため、和解を誓い合うのだった。



「ロミオとジュリエット」(2017年2月上演)アンケートより


・とても面白かった。両家の若者の争いの活写、群舞構成、感情表現、そして若手のバレエダンサーがとても良い。


・鳥肌が立つほどの空気感や音楽と一体化した踊りの醸し出す素晴らしい舞台でした。


・キャラクターが濃く演じられて楽しかった。戦うときスピード感があり良かった。


・3幕ジュリエットのソロ、感情の動きがダイレクトに伝わる踊りで他の版にはない感じ。


・1幕舞踏会のコールド、2幕広場のコールドも良かった。


・ジュリエットの3場での悲しみと意志の強さを同時に表現された踊りにとても感動しました。


様々な振付師による「ロミオとジュリエット」


14世紀のイタリア・ヴェローナを舞台とした、イングランドの劇作家ウィリアム・シェイクスピアによる戯曲。(戯曲とは:演劇の脚本・台本)

シェイクスピアの戯曲のほとんどは既存の物語やエピソードをベースにしており、「ロミオとジュリエット」を書くにあたって ベースとしたのは、アーサー・ブルックの物語詩「ロミウスとジュリエットの悲しい物語」と言われています。


バレエの初演は1965年英国ロイヤルバレエ団です。これまでに様々な振付師による「ロミオとジュリエット」が上演されてきました。

どのような違いがあるのでしょうか?振付された順に比べてみました。


ラブロフスキー版


レオニード・ラヴロフスキーにより1940年にキーロフ・バレエで初演された。バレエ版「ロミオとジュリエット」の元祖といわれ、古典的な様式美を重視した振付でマイムが多用されているのが特徴。 のちに映画化され、当時のカンヌ映画祭においてリリカル部門の最優秀賞を受賞、パルムドールにもノミネートされた。 バルコニーでの2人の名シーンが真っ暗な空間での踊りとして表現されていたり、ピエロやフラメンコダンサーが登場する「カーニバル」のシーンが登場したりと、オリジナリティ溢れる部分がある。 舞踏会にて男性がクッションを手に持って踊る「クッションダンス」は、キャピュレット家がゲストを迎える儀礼的な踊りを表現している。


クランコ版


シュツットガルト・バレエ団のために作られ、1958年に初演された。ひと際ロマンティックな振付として人気を博している。 威風堂々としたキャピュレット家の舞踏会、アクロバティックな躍動感に満ちたカーニバルの踊りなど、群舞の見応えも十分。 一夜を共に過ごした2人が別れるシーンではリフト(踊りの中でロミオがジュリエットを高く持ち上げる)を多用することにより、 別れを惜しむ心情を表している。 2人の物語に焦点を当てているため、物語のラストはロミオとジュリエットの死となり両家の和解は描かれていない。 キャピュレット夫人が娘ジュリエットの死に際して感情を表さない版が多い中、この版ではジュリエットを優しく抱きしめるシーンが盛り込まれている。


マクミラン版


1965年にロイヤル・バレエ団によって初演された作品。 全世界で一番人気が高く、超絶技巧が随所に盛り込まれている難易度の高い振付が特徴。 ジュリエットの視点でストーリー展開されていくため、キャピュレット家がメインでジュリエットの心理の変化が細かく描かれている。 ヴェローナの町を模した活気あふれる場や舞踏会の群舞の場の豪華さが目を引く。 高らかに音楽の中でベッドの上から動かないジュリエットや、毒薬を飲んで吐き気を催すジュリエット、そして動かないジュリエットを 引きずりまわすロミオなど、バレエの様式に囚われないリアリティのある動きで登場人物の心情を描写している。 荘厳で巨大な舞台装置は、ジュリエットが小さく脆弱な存在であることを際立たせる演出効果として役割を果たしている。 焦点 をロミオとジュリエットの感情にあてているため、最後に両家が和解する場面はない。 4つのパ・ド・ドゥが最大の見せ場であり、同じ振付や旋律で幸せと悲しみという対照的な感情を表現。


ヌレエフ版


イングリッシュ・ナショナル・バレエにより1977年に初演され、1984年以降パリオペラ座で多く上演されている版。 初演のロミオをヌレエフ自身が演じており、その影響もありロミオが踊る部分が非常に多い。 「死」をキーワードに演出されており、死神やティボルトの亡霊が登場する演出が特徴。 演劇性の高いドラマチックな振り付けで、主役以外のキャラクターも印象的に性格づけられている。 ヌレエフ作品の特徴の一つである男性ダンサーの見せ場の多さも見どころ。


ノイマイヤー版


1971年、当時、フランクフルト・バレエの芸術監督だったノイマイヤーが29歳にして初めて手掛けた全幕作品。 スピーディーなストーリー展開と現代的な衣裳や舞台装置が特徴。 モダンバレエとクラシックバレエの使い分けによって、キャピュレット家の因習的な世界と、ロミオとジュリエットの自由な愛の世界が 対比されている。 キャピュレット夫妻を含む貴族たちのダンスシーンが多く、女性はトウシューズを使用している。 この版のジュリエットは、第1幕での、裸足で走りまわるあどけない少女の姿がとても印象的。 他の版では年配者として描かれることの多いロレンス神父だが、この版では歳の若いロミオの親友として重要な役割を果たしている。


グリゴローヴィチ版


1979年にボリショイ・バレエにより初演された。 舞台セットがシンプルで、音楽と照明によって場面転換を演出している。 マイムを極限まで減らし、ストーリーと登場人物の心情を踊りのみで展開する振付が特徴。 ロミオの服毒後にジュリエットが目を覚まし、ロミオに毒が回るまでの最期のパ・ド・ドゥも見どころの1つ。 最後にロミオとジュリエットは死んでしまうが、両家の争いは終わらないという演出。


フリードマン版 [NBAバレエ団で上演]


1983年、フロリダのタンパ・バレエ団のために振付された作品。 この作品をきっかけにマーティン・フリードマンはコロラド・バレエ団の芸術監督に就任し、日本では講師や振付家としての積極的な活動を認められ、 2005年には旭日小綬賞を受賞した。 シェイクスピアの戯曲を忠実に再現し、視覚化することを目的に製作するために、リハーサルでは主役に原作の台詞を言わせ、その中で 振付を作り上げた。 例えば、1幕最後のパドドゥでのロミオは舞踏会の時と同じ衣装で登場し、ジュリエットに会いたい一心で自分の家には帰らずにそのまま キャピュレット家の庭に行くという原作を表現。 また3幕の最後、二人の亡骸を皆が目の当たりにする場面では、両家の和解を表したエスカラスの陳述で幕を閉じるように作られている。 日本では2017年にNBAバレエ団が上演した。


マーティン・フリードマン版「ロミオとジュリエット」の世界


マーティン・フリードマン版「ロミオとジュリエット」には彼のたくさんのこだわりが散りばめられている。そのこだわりの一つとして原作であるシェイクスピアの戯曲を忠実に再現したことが挙げられるだろう。「プロコフィエフの楽譜は作曲段階からシェイクスピアの詩が表現されています。そのため、その音楽にのせるバレエの演出や振付も、原作のシェイクスピアの悲劇を完全に再現し、視覚化する必要があると考えたのです。」と語るフリードマン氏。そのためにオリジナルの劇と同様、わかりやすく、感情をかきたてるような作りに仕上げた。それに加え、エキサイティングかつ悲劇であることを両立させている。

原作を忠実に再現するようこだわったシーンとしては、例えば、第一幕最後のパドドゥでのロミオの衣裳が挙げられるのではないだろうか。舞踏会の時と同じ衣裳でパドドゥを踊るシーンがあるが、これはキャピュレット家の舞踏会の後、ジュリエットに会いたい一心で、自分の家には帰らずそのままキャピュレット家の庭に行くという原作を表現したためだ。また第三幕の最後、若き2人の命を掛けた愛を皆が目の当たりにする終幕場面では、キャピュレット家とモンタギュー家の和解を表した、大公エスカラスの陳述で幕を閉じるように作られている。これも原作を何度も読んだと言うフリードマン氏ならではの演出ではないだろうか。

「『ロミオとジュリエット』は世界中で色々な振付家が手掛けています。他の作品の影響を受けないように、リハーサルでは主役に原作の台詞を言わせ、その中で振付を作り上げました。」と語るフリードマン氏。こうして誕生したマーティン版「ロミオとジュリエット」だからこそ、皆さんもシェイクスピアの世界の登場人物たちの感情はこういうことなのかと、強く感じて頂けることだろう。


芸術監督久保紘一より マーティン・フリードマン版「ロミオとジュリエット」の魅力


私が実際に演じているのは「フリードマン版」だけなので、他の版との比較はあくまでも鑑賞した上でのものですが、この版は原作を忠実に再現し、また氏が他の版で感じていた疑問を払拭しようとしていたのが感じられます。

作品紹介でも触れられていますが、他の版では1幕の最後、バルコニーパドドゥの場面でロメオがブラウスに着替えて登場する作品が多いのですが、「フリードマン版」ではパーティーに侵入したままの衣装で踊ります。理由として、彼はよく「ロミオはキャピュレット家でのパーティー後、一回家に帰って着替え、わざわざ寝巻きのまま来たのか?」と言い、私をからかっていました。

またラストシーンではモンタギュー、キャピュレット両家の和解が描かれますが、これも原作に忠実でとても印象的なシーンとなっており、私は個人的にとても気に入っています。

剣術シーンや2幕のロミオとティボルトとの決闘なども非常にリアルで生々しい描写で他にはない特徴で、アメリカでロミオを演じていた時には小道具の剣が重くて苦労した思い出があります。それだけでなく、「フリードマン版」は全編にわたってフィジカル的にとてもタフで、前述のバルコニーのパドドゥなどもとてもハードだった覚えがあります。

また3幕のジュリエットの心理描写などもとても好きな場面のひとつです。

フリードマン氏はよく、有名なバレエ団で上演されない作品はなかなか正当な評価をしてもらえない、と愚痴をこぼしていましたが、皆様には是非フラットな気持ちでご覧になって、感想をお聞かせいただければ嬉しいです。


with NBA会員様特典


チケットをご購入されたwith NBA会員様の特典は下記の通りです。


プログラムプレゼント


日時:3月5日、6日公演時

プレゼント受取場所:ロビーのプログラム販売場所

内容:with NBA会員証をご提示の方に「ロミオとジュリエット」プログラムをプレゼントいたします。



「ロミオとジュリエット」公演チケットでお得!


東京建物 Brillia HALL(ブリリアホール)公演チケットを、公演当日に対象施設や店舗でご提示頂くと各種優待サービスが受けられます!

感染症拡大下における新生活様式への意識は持ちながら、ぜひ公演当日をより楽しくお過ごしください。


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