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公演案内
ロミオとジュリエット
時代を経てなお、色あせることのない“究極の恋物語”
誰もが焦がれる恋心。どの時代にもこの気持ちは同じである。そんな切ない恋に落ちた二人の壮絶な恋を描いた作品。
マーティン・フリードマン氏振付・日本初演「ロミオとジュリエット」
あなたの心にお届けします。
2017年2月25日(土)
2017年2月26日(日)
2017年2月25日(土)
開場17:15・18:00開演
2017年2月26日(日)
開場13:15・14:00開演
全席指定
SS席 : 12,000円 S席 : 10,000円 A席 : 8,000円
B席 : 6,000円
学生席:3,000円 ※学生券は小学生以上対象
① NBAバレエ団ホームページ
② NBAバレエ団事務局
TEL:04-2937-4931(月~金/9:00~17:00)
③ 東京文化会館チケットサービス
TEL:03-5685-0650(休館日を除く10:00-19:00)
④ チケットぴあ
(Pコード:452-182)
サントリービバレッジソリューション株式会社、チャコット株式会社、所沢パークホテル、株式会社プレジャーガレージ
非営利活動法人日本バレエアカデミーバレエダン(NBAバレエ団)
埼玉県教育委員会、所沢商工会議所、狭山商工会議所
冨田実里
ロイヤルチェンバーオーケストラ
見どころ
このマーティン版の特徴として、登場人物たちの溢れる感情をエネルギッシュで躍動感のある踊りで表しているところが挙げられます。またシェイクスピアの原作にあらゆる場面で忠実であることが挙げられます。
第3幕のジュリエットの寝室での2人のパドドゥでは、原作であの有名なロミオとジュリエットのセリフを感じることができます。
ジュリエット:もう行ってしまうの?まだ夜も明けないのに。あれはナイチンゲール、雲雀ではないわ、怖がっているあなたの耳に今聞こえたのは。夜毎あの柘榴の木で鳴くの。本当よ、あれはナイチンゲール。
ロミオ:いや、あれは雲雀だ。朝を告げる使いだ。ナイチンゲールではない。ほら、意地の悪い朝の光が東の空にちぎれ雲を透かし模様に照らしている。夜空の燈し火は燃え尽きて、陽気な日の光が、霧のかかった山の頂に爪先立ちしている。立ち去って生きるか、留まって死ぬかだ。
主な出演者
ロミオ | ウラジーミル・シクリャローフ、宮内浩之 |
---|---|
ジュリエット | 峰岸千晶、竹内碧 |
マキューシオ | 大森康正、高橋真之 |
ベンボリオ | 森田維央、清水勇志レイ |
パリス | 米倉祐飛、森田維央 |
ティボルト | 三船元維、土橋冬夢 |
スペシャルゲスト: | ウラジーミル・シクリャローフ |
ゲストアーティスト: | 有希九美、猪俣陽子、エリック・T・クロフォード、ジョン・ヘンリー・リード、西優一 |
芸術監督・演出: | 久保紘一 |
振付: | マーティン・フリードマン |
ストーリー 第一幕
時は14世紀、イタリアの都市ヴェローナでは、皇帝派のモンタギュー家と教皇派のキャピュレット家の間で抗争が絶えなかった。
ロザラインに片思いしているモンタギュー家のロミオは、友人であるマキューシオとベンヴォーリオに誘われキャピュレット家の舞踏会に忍び込む。そこでロミオは、ジュリエットに一目惚れしてしまう。
帰り際にキャピュレット家の果樹園に忍び込んだロミオは、偶然ジュリエットの部屋のバルコニー下に辿り着き、二人は愛を誓い合うのであった。
第二幕
ロレンス修道士は、ロミオから愛の相談を打ち明けられ呆れるが、もしかすると二人の愛が両家の不和に良い影響を与えるのではと、二人の手助けをする事を決意する。
ロレンス修道士の手助けにより二人は密かに結婚し、両家の憎しみ合いは徐々に解かれていくはずだった。ロミオは血縁関係となったキャピュレット家のティボルトに歩み寄るが、その姿を見たマキューシオは苛立ち、ロミオの代わりに剣を抜いてしまい、ロミオが止めに入った隙を突かれマキューシオは死んでしまう。親友を失ったロミオは逆上し、決闘の末ティボルトを刺し殺してしまう。ロミオは殺人犯としてヴェローナから永久追放されてしまう。
第三幕
ロミオがマンチュアへ発つ前に、二人は初めて夫婦として一夜を過ごす。
ジュリエットは、二人の結婚を知らないキャピュレットにより、パリスとの結婚を強いられ、受け入れられない現実を背にナイフを手に取る。それを阻止するロレンス修道士は仮死の薬をジュリエットに渡し、二人を駆け落ちさせようとするが、二人が生きて会うことは二度となかった。
メインキャスト
2月25日(土) | 2月26日(日) | |
---|---|---|
ロミオ | ウラジーミル・シクリャローフ | 宮内浩之 |
ジュリエット | 峰岸千晶 | 竹内碧 |
マキューシオ | 大森康正 | 高橋真之 |
ベンボリオ | 森田維央 | 清水勇志レイ |
パリス | 米倉祐飛 | 森田維央 |
ティボルト | 三船元維 | 土橋冬夢 |
振付 マーティン・フリードマン
ペンシルバニアバレエ、ニューヨークメトロポリタンバレエ、メリーランドバレエと共演。
イタリア、フローレンスのコムナレシアターバレエマスター、ロンドンフェスティバルバレエ(現イングリッシュナショナルバレエ)、サンフランシスコバレエ団教員。西ドイツのドートムンドバレエ、バレエマスター兼プリンシパル。オランダのスカピノバレエプリンシパル。オーストラリアバレエ、東京シティバレエ、イスラエルのバット・ドールダダンスカンパニー、ベルリンバレエ、中国セントラルバレエ、香港バレエ、ネーザーランドダンスシアター、ロイヤルスェディッシュバレエ、スエーデンカルバーグバレエ、台北のクロードゲートダンスシアターに於ける夏期講習講師。コロラドバレエ団元芸術監督。毎年日本各地に招かれ指導に当たる。1999年ダンスマガジン賞受賞。2005年旭日小綬賞受賞
ゲスト出演 ウラジーミル・シクリャローフ
サンクトペテルブルク生まれ
2003年ワガノワバレエ学校卒業、マリインスキーバレエ入団。
2008年ファーストソリスト昇進
2011年プリンシパル昇進
ダンス・ノーブルに相応しい容貌に恵まれたダンサーであり、『白鳥の湖』『眠れる森の美女』『くるみ割り人形』の王子役、『ロミオとジュリエット』(ロミオ)『ライモンダ』(ジャン・ド・ブリエンヌ)などの主役の他に『白鳥の湖』の道化、『海賊』のアリとランケデム、『ラ・バヤデール』の金の像などキャラクテール風の役柄も踊りこなす芸域の幅広さを持つ。
舞踊の技巧にも優れ、ジョージ・バランシン振付『ジュエルズ』『シンフォニー・イン・C』ハロルド・ランダー振付『エチュード』などのアブストラクト・バレエもレパートリーに加えている。
マリインスキーバレエの国外での公演に参加するほか、ボリショイ劇場、アメリカン・バレエ・シアター、東京バレエ団 等へのゲスト出演も多い。
2016年5月 バイエルン国立バレエの芸術監督イーゴリ・ゼレンスキーの招聘に応じ、同バレエ団と1年契約を結ぶ。
《受賞歴》
2002年 ワガノワ賞バレエ・コンクール 入賞
2008年 「ダンスの魂(バレエ誌)」新人賞
レオニード・マシーン舞踊芸術賞
2009年 モスクワ国際バレエコンクール シニア男性金賞
等…
2014年 国際バレエフェスティバル「ダンス・オープン」においてミスター・ヴィルトゥオーゾに選出される。
原作:ウィリアム・シェイクスピア
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
振付:マーティン・フリードマン
芸術監督・演出:久保綋一
バレエミストレス:野田美礼
ゲストバレエマスター:鈴木正彦
バレエマスター:西優一 /榎本晴夫/久保栄治
舞台監督:千葉翔太郎(㈱スカイウォーカー)
照明プラン・照明:辻井太郎(㈲舞台照明劇光社)
音響プラン・音響:相馬保之
舞台美術デザイン:安藤基彦(ART DOMINO)
舞台美術:つむら工芸
衣裳:コロラドバレエ 衣裳製作:仲村祐妃子
制作:髙崎美佐江
主催:NBAバレエ団
協賛:チャコット株式会社/サントリービバレッジ/ソリューション株式会社/所沢パークホテル/プレジャーガレージ株式会社
後援:埼玉県教育委員会、所沢商工会議所、狭山商工会議所