Performance information
公演案内
久保紘一版 白鳥の湖
古典バレエの代名詞ともいわれる、チャイコフスキー三大バレエの1つである本作品が
芸術監督久保綋一の独自の解釈で、より緻密かつドラマティックな物語に生まれ変わり、心に残る感動を呼ぶ。
久保綋一版新訳「白鳥の湖」にあなたも魅了される。
ゲスト出演
[イングリッシュ・ナショナル・バレエ]
リード・プリンシパル
アリーナ・コジョカル (3月3日)
[アメリカン・バレエ・シアター]
プリンシパル
エルマン・コルネホ (3月3日)
[英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団]
プリンシパル
平田桃子 (3月2日)
一部編曲
新垣隆(P.I.チャイコフスキー作曲;踊りのためのマズルカ Op.72-6、サロン風ポルカ Op.9-2 より引用)
2019年3月2日(土)
2019年3月3日(日)
2019年3月2日(土)18:00開演
2019年3月3日(日)15:00開演
開場は開演の30分前
SS席 12,000円
S席 10,000円
A席 8,000円
B席 5,000円
Z席 2,000円 (自由席)
※Z席は舞台から遠いお席となります。予めご了承の上お求めください。
※3歳未満の入場はご遠慮ください。
※チケットご購入後はいかなる理由があっても、キャンセル・変更はお受けすることができませんのでご了承ください
● NBAバレエ団
http://www.nbaballet.org
TEL:04-2937-4931(月~金/9:00~17:00)
● チケットぴあ
https://t.pia.jp(Pコード:487-038)
● 東京文化会館チケットサービス
http://www.t-bunka.jp/
03-5685-0650/窓口購入可能(休館日を除く10:00~19:00)
サントリービバレッジソリューション株式会社、チャコット株式会社、所沢パークホテル、株式会社プレジャーガレージ
特定非営利活動法人日本バレエアカデミーバレエ団(NPO法人NBAバレエ団)
音楽監修・指揮:冨田実里
ロイヤルチェンバーオーケストラ
エルマン・コルネホ 来日直前インタビュー
「白鳥の湖」という作品をどう思いますか?
「白鳥の湖はクラシックバレエでは最も象徴的なバレエのひとつです。バレエを一度も見たことがない人でも白鳥の湖という題名は聞き覚えがあります。
振付けが傑作というだけではなく、チャイコフスキーの音楽がまた素晴らしいのです。
ドイツの田園と中世の城を描いた美しいセットとその時代の美しい衣装が魔法の世界へと導きます。
典型的なおとぎ話です。それがあなたを異なる時間と場所へいざなうのです。
おとぎ話ではありますが、このバレエはあらゆる境界や文化を超えて、真実の愛と強い信念の価値について本物のメッセージを伝えています。
ジークフリートは森の中でその人に出会い、彼には白鳥に見えるのですが、特別な存在で、なぜその人に対し強い絆を感じるのか理解できないのです。
彼はその人をとても愛しているので死んでもいいと思ってます。彼が信じているのは心の内にある真実の愛で、それを追い求めます。それこそが彼にとっては真実であり正義なのです。
それゆえ、彼は「こうするべき」との皆の考えに反し、その人が彼の未来の妻であると信じ最後までこの考えのために闘うのです。
そして実際に二人は最後に天国という聖域で結ばれます。
2019年は、私が初めて日本で公演して20年になるお祝いの年です。また同時にアメリカン・バレエ・シアターでも20年になります。
実は私にはABTとの初めての海外公演の地が東京でした。それでお分かりのように、日本は私にとって特別なのです。
この機会にパートナーのアリーナ・コジョカルと共にNBAバレエ団と踊ることになり、再び日本の観客のみなさまとお会い出来ることは光栄なことです。
私にとっては記念のお祝いと考えております。日本に行けることに感謝しております。
ファンへのメッセージをお願いします。
日本の観客のみなさまが大好きです。ファンのみなさまが舞台の間や公演が終わってからも示してくださる感謝の気持ちは特別なもので驚くべきことです。
公演後、ダンサーがお見せしたこと対して多大なる愛情と敬意持ってみなさまは外で待っていてくださり、私もまたファンのみなさまに自分がどれほど感謝しているかをお伝えしたくて時間をとっています。
ファンのみなさまがアーティストに対して示してくださる尊敬の念は本当にすばらしいものです。
ゲスト出演決定!!
3月3日
[イングリッシュ・ナショナル・バレエ]リード・プリンシパル
アリーナ・コジョカル
[アメリカン・バレエ・シアター]プリンシパル
エルマン・コルネホ
3月2日
[英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団]プリンシパル
平田桃子
[NBAバレエ団]プリンシパル
高橋真之
アリーナ・コジョカル
7歳からバレエを始め、9歳でルーマニア国立バレエ学校に入学。1997年16歳でローザンヌ国際バレエコンクールのローザンヌ賞を受賞し、’98年ロイヤルバレエ学校に留学。半年後、キエフ・バレエにソリストとして入団。’99年英国ロイヤル・バレエ団に入団、2013年7月までプリンシパルを12年間務めた。可憐な容姿、高度なテクニックと演技力で注目を集め、現在はイングリッシュ・ナショナル・バレエのリード・プリンシパル。2004年ブノワ賞受賞。
エルマン・コルネホ
アルゼンチンのサンルイス出身。8歳の時、ブエノスアイレスのコロン劇場の芸術学校でバレエを始め、1995年からスクール・オブ・アメリカン・バレエで研鑽を積んだ。その後、ブエノスアイレスに戻りフリオ・ボッカ率いるバレエ・アルゼンチーノに入団する。1997年、モスクワ国際バレエ・コンクールに史上最年少の16歳で金メダルを獲得。1999年、アメリカン・バレエ・シアターに入団。2003年にプリンシパルに昇格。『ラ・バヤデール』ソロル、『コッペリア』フランツ、『ドン・キホーテ』バジル、『ジゼル』アルブレヒト、『くるみ割り人形』王子、『ロメオとジュリエット』ロメオ、マキューシオ、『眠れる森の美女』デジレ王子、『ラ・シルフィード』ジェームズ、ラトマンスキー『明るい小川』ピョートル、『海賊』コンラッド、アリ、『ペトルーシュカ』ペトルーシュカ、バランシン『シンフォニー・イン・C』第3楽章プリンシパル、『テーマとヴァリエーション』、などを踊っている。ニューヨーク・シティ・バレエ、ボストン・バレエほか多数のバレエ団にゲスト主演するなど、国際的に高い評価を得ている。2014年にブノワ賞を受賞。
平田桃子
群馬県太田市生まれ。5歳から山本禮子バレエ団附属研究所でバレエを学ぶ。
2001年ローザンヌ国際バレエコンクールでエスポワール賞を受賞。英国ロイヤル・バレエスクールに留学。2003年首席で卒業後、英国バーミンガムロイヤルバレエ団へ入団。2005年常盤高等学校バレエ専攻科卒業。2011年スペインのコレーラバレエ団へ移籍後、ニーナ・アナニアシヴィリ30周年記念公演に、アンヘル・コレーラのパートナーとして出演。2012年英国ミンガムロイヤルバレエ団へ移籍後、プリンシパルに昇格。2015年2018年、英国バーミンガムロイヤルバレエ団日本公演にて、主役を踊る。
高橋真之(NBAバレエ団プリンシパル)
2013年NBAバレエ団入団。9歳より一の宮咲子バレエ研究所にてバレエを始める。一の宮咲子、一の宮英里子に師事。2009年より鈴木和子に師事。2010年よりWashington School of Ballet にスカラシップ留学。Kee Juan Han、Carlos Valcarcel に師事。帰国後、日本バレエ教会公演等に出演。NBAバレエ団にソリストとして入団し、「ケルツ」グリーンマン、「ガチョーク讃歌」le bananier、「ブルッフヴァイオリン協奏曲」ピンクカップル、「くるみ割り人形」王子、cavalier、「ドン・キホーテ」バジル等を踊る。2016年プリンシパルに昇格。
主なコンクール受賞歴
四国バレエコンクール第1位 ザ・バレコン名古屋 男子ジュニアの部第1位 ユースアメリカグランプリ日本予選 男性シニア部門第3位 全日本バレエコンクール第3位
キャスト
3月2日 | 3月3日 | ||
---|---|---|---|
オデット/オディール | 平田桃子 | アリーナ・コジョカル | |
王子 | 高橋真之 | エルマン・コルネホ | |
ロットバルト | 宝満直也 | 宮内浩之 | |
Act1 | パドトロワ | 鈴木恵里奈 | 竹田仁美 |
野久保奈央 | 勅使河原綾乃 | ||
ベンノ | 前沢零 | 新井悠汰 | |
Act3 | 各国の姫 | 竹内碧 | 峰岸千晶 |
柳澤綾乃 | 佐藤圭 | ||
須谷まきこ | 浅井杏里 | ||
スペイン | 大森康正 | ||
三船元維 | |||
安西健塁 | |||
森田維央 | |||
清水勇志レイ | |||
他 |
芸術監督・演出:久保綋一
振付:マリウス・プティパ、レフ・イワーノフ、ガリーナ・サムソヴァ
改訂振付:久保綋一、宝満直也
ゲストバレエミストレス:針山愛美
バレエミストレス:浅井杏里,関口祐美
バレエマスター:西優一, 榎本晴夫, 久保栄治, 鈴木正彦
舞台監督:千葉翔太郎(株式会社スカイウォーカー)
照明プラン・照明:有限会社舞台照明 劇光社
音響プラン・音響:相馬保之
舞台美術デザイン:安藤基彦(ART DOMINO)
大道具:生駒研介(STAFF ONLY stage & build)
小道具:株式会社NAC
衣裳:仲村祐妃子
特殊効果プラン・特殊効果:株式会社フェイカーズ
グラフィックデザイン:北垣純(株式会社プレジャーガレージ)
写真撮影:𠮷川幸次郎(ステージフォトブラン)
制作プロデューサー:恒川正美