Performance information
公演案内
くるみ割り人形(東京公演)
舞台は19世紀のドイツ。シュタームバウム家では毎年恒例のクリスマス・パーティ-が開かれています。
長女クララは心惹かれる青年クリストフと次の年も会う約束をして別れます。しかし1年後、留学のためクララに会うことが出来なくなったクリストフは叔父のドロッセルマイヤーに、自分がいけない代わりにくるみ割り人形を作り、クララに渡してほしいと頼みます。やがて、人形を受け取ったクララは不思議な冒険に巻き込まれ…。
世界中で人々を魅了し続けているバレエ「くるみ割り人形」。
オリジナルのコミカルでユーモア溢れる演出と、チャイコフスキーの名曲、毎年好評の華やかなプロジェクションマッピングで盛り上げる「くるみ割り人形」は、NBAバレエ団でしか見られない!
進化し続けるNBAバレエ団の「くるみ割り人形」で…
あなたもクリスマス・パーティーに参加しませんか?
2017年12月9日(土)
2017年12月10日(日)
2017年12月9日(土)
開場17:15・開演18:00
2017年12月10日(日)
開場13:15・開演14:00
S席 8,640円
A席 6,480円
学生席 2,160円
親子ペア席 14,040円(S席より2席ご用意)
※学生席はA席よりご用意
※学生席は小学生から大学生までがご利用できます。
※親子ペア席は大人1名と中学生以下のお子様1名でご利用できます。
※3歳未満の入場はご遠慮ください。
※今回の公演はCD音源を使用致します。
メインキャスト
役名 | 12/9(土) | 12/10(日) |
---|---|---|
クララ | 竹内碧 | 竹田仁美 |
王子 | 森田維央 | 高橋真之 |
金平糖 | 峰岸千晶 | 菊地結子 |
カバリエール | 宮内浩之 | 土橋冬夢 |
ドロッセルマイヤー | マシモ・アクリ | マシモ・アクリ |
※出演者の怪我・病気、その他の都合により変更になる場合があります。変更にともなうチケットの払い戻し、公演日・券種の振替は致しかねます。
あらすじ
客人達が帰りみんなが寝静まる頃、クララはくるみ割り人形のことが気になり、誰もいない大広間にやってきました。時計の針が夜中の12時を告げると、ドロッセルマイヤーの魔法によりクララの体は人形ほどの大きさになってしまい、そこに七つの頭を持つはつかねずみの王様率いるはつかねずみの大群が押し寄せてきます。するとくるみ割り人形がおもちゃの兵隊を連れて助けに来てくれました。遂に一騎打ち。間一髪でくるみ割り人形が勝利します。しかし、くるみ割り人形は深手を負いくるみ割り人形は力尽きてしまいます。
お菓子の国に到着した2人は女王である金平糖の精に迎えられると、お菓子の精たちによる歓迎の宴が繰り広げられます。
ふと気がつくと、そこは大広間。不思議な出来事は夢だったのでしょうか。
クララはかたわらのくるみ割り人形をしっかりと抱きしめるのでした。
みどころと解説
久保紘一版くるみ割り人形の最大の特徴の一つとして、プロジェクションマッピングの導入があります。中でもパーティー場面からバトルシーンに発展するまでの装置転換時にプロジェクションマッピングを使うことにより、物語の雰囲気が途切れないように工夫されています。日本国内ではプロジェクションマッピングを導入したのはNBAバレエ団の久保紘一版くるみ割り人形が初めてです。
また、パーティーシーンでは子役(クララ フリッツ 客人の子供達)をベテランダンサーが踊ることによって、可愛らしくも、より的確な表現やテクニックでパーティーシーンの躍動感を出しています。
さらに、バトルシーンでは原作中ではねずみの王様は七つの頭を持っていますが、久保紘一版では三つの頭を持つ、まるで地獄の番犬ケルベロスを連想させられるような恐ろしい姿をしているのが特徴です。
第2幕の大きな特徴は、原作中の「葦笛の踊り」が久保紘一版では「ラタトゥイユ」として3匹のねずみがドロッセルマイヤーの魔法によって人間の姿になり登場することです。この3匹のねずみの存在がストーリー展開を大きく変え、これまでの「くるみ割り人形」とは一味違った演出で構成されています。
最後に
100年以上ものあいだ世界中で上演され続けてきたくるみ割り人形は古典バレエ作品の代名詞として語り継がれてきましたが、久保紘一版くるみ割り人形は工夫された演出により、全ての人に新しい感動を与える作品です。
くるみ割り人形まめ知識
原作:くるみ割り人形とねずみの王様
作曲:ピョートル・チャイコフスキー
台本:マリウス・プティパ
くるみ割り人形は、チャイコフスキーの三大バレエ(白鳥の湖 眠れる森の美女 くるみ割り人形)の一つであり、原作である「くるみ割り人形とねずみの王様」をもとに、100年以上を経て数多くの改訂版が作られている。
初演はマリウス・プティパが台本を手掛け、振付も担当する予定であったが、プティパはリハーサル直前に病に倒れてしまい、振付は後輩のレフ・イワーノフに委ねられ、1892年12月18日、サンクトペテルブルクのマリインスキー劇場にて行われた。
曲は1891年からピョートル・チャイコフスキーによって作曲が開始され、バレエの初演に先立ち、1892年3月19日にバレエ組曲「くるみ割り人形」として初演されている。急遽演奏会を行ったため、この時まだ作曲中であった「くるみ割り人形」から8曲を抜き出された構成となっている。
NBAバレエ団でも過去くるみ割り人形公演を行いました。
初演 1996
安達哲治版 1997、1998、1999、2000、2001、2002、2003、2005、2006、2007、2008、2009、2010、2011
久保紘一版 2012、2013、2014、2015、2016、2017、2018
芸術監督・演出:久保紘一
バレエミストレス:野田美礼
ゲストバレエマスター:鈴木正彦
バレエマスター:西優一 /榎本晴夫/久保栄治
舞台監督:千葉翔太郎(㈱スカイウォーカー)
照明プラン・照明: TOMATOJUICEDESIGN(株)オー
音響プラン・音響:相馬保之
特殊効果プラン・特殊効果:株式会社フェイカーズ
映像プラン・映像:立石勇人(株式会社ワンハーフスタジオ)
写真撮影:𠮷川幸次郎(ステージフォトブラン)
グラフィックデザイン:北垣純(株式会社プレジャーガレージ)
制作プロデューサー:髙崎美佐江
主催:特定非営利活動法人日本バレエアカデミーバレエ団
後援:所沢商工会議所/狭山商工会議所/豊島区/所沢市/所沢市教育委員会
協賛:チャコット株式会社/サントリービバレッジ/所沢パークホテル/株式会社プレジャーガレージ